当協会について

私ども協会が行う「赤ちゃんの養子紹介」とは、日本産婦人科医会会員の属する医療機関で生まれた赤ちゃんを、ある事情で実親が養育し得ないため、実親の希望で協会が仲介となり、皆様方へ赤ちゃんを養子として紹介しようとするものです。この養子縁組は昭和63年1月1日に制定された「特別養子法」に則って、家庭裁判所の審判を経て戸籍上実子となる法律に基づいた制度で行います。
 とは言え、常時このような赤ちゃんが生まれるわけではありませんので、「育ててほしい」赤ちゃんが生まれた場合は速やかな手続きが必要です。その為には皆様に「養親申込書」へ必要事項を記入していただき、当協会に前もって登録していただきたいと存じます。協会は赤ちゃんが生まれると、双方の希望などを検討して連絡させていただきます。
 申し添えますが、本事業は発足時に岡山県医師会のバックアップを得て開始した奉仕事業です。事業の遂行にあたりましては常に個人のプライバシーを厳守することをお約束いたします。
一般社団法人 岡山県ベビー救済協会
理事長 中村 淳一

連絡先

 〒700-0024
岡山市北区駅元町19-2
岡山県医師会館 5階
一般社団法人岡山県ベビー救済協会

TEL:086-250-2382
FAX:086-250-2383
MAIL: obsgyn@tmt.ne.jp

所在地

養子縁組にかかる経費について

  1. 岡山県ベビー救済協会への負担金 300,000円  
    • 強制ではありません。(紹介後、いつでもかまいません)  
    • 役員は無報酬  
    • 職員は月額10万円  
    • 協会維持のための負担金

  2. お産費用 400,000~500,000円(病院に直接支払)  
    • 実母が原則支払います。  
    • 実母の支払いができない場合は養親が負担します。  
    • 健康保険証の利用で、40万円が保険から支払われます。  
    • ※岡山県のお産費用は平均45~60万円ですので、実質負担は5~15万円です。

  3. 子どもにかかる費用 ※聴覚検査など検査費用 10,000円~50,000円
    (病院に直接支払)  
    • 養親が原則支払います。  
    • 病気で治療が必要な場合は国民健康保険で行います。

  4. 職員の出張日当・旅費 10,000円~150,000円(引き渡し日に病院で支払)  
    • 実母に説明、引き渡し時の立会いのため病院に行く費用です。  
    • 県医師会規約に則ります。  
    • 県外の場合:宿泊費13,000円
            日当10,000円
    ※全ての費用を必ず負担するわけではありません。
    ※実母が養親に直接お金を要求することはありません。